風俗店サイトなどでも利用可能!エックスサーバーのおすすめポイントとWordPressの設定方法

「レンタルサーバーはどれを選んでも変わらない」と思っていませんか?
実は、レンタルサーバー各社には大きな違いがあります。特にサーバーの応答速度や安定性には大きな差があり、安易にレンタルサーバーを選んでしまうとホームページの質が低下してしまう可能性があります。
最初は性能が多少悪くても良いから料金の安いレンタルサーバーを使い、途中で別のレンタルサーバーに乗り換えれば良いと考える方もいらっしゃいますが、データの移行には手間がかかったり、ご自身で難しい場合は専門業者に依頼することで余計な費用が発生します。
ですので、当サイトとしては最初から性能の安定しているレンタルサーバーを利用することを推奨しております。
エックスサーバーは性能が高く、WordPressを簡単に導入できるといった使いやすさも兼ね備えています。
また、レンタルサーバーでは禁止されていることの多い、風俗店サイトのようなアダルトサイトでの利用もエックスサーバーでは許可されています。
今回は、エックスサーバーのおすすめポイントと、「WordPress簡単インストール」という機能を使ったWordPress導入方法をご紹介します。


WordPressの簡単インストールの手順はこちらに記載しております。
また、レンタルサーバー選びで迷っている方は以下の記事も参考にしてみてください。
目次
エックスサーバー(XSERVER)とは?
エックスサーバー(XSERVER)とは、エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーです。2021年3月9日時点の運用サイト数は190万件を超え、国内ナンバーワンのシェア率を誇ります。
エックスサーバーは、個人・法人どちらでも利用できます。また、サーバー契約後にWordPressを即座に導入できるため、「すぐにホームページを開設したい」という人に最適です。
ホームページ開設にエックスサーバーを利用するメリット
WordPressのホームページを開設するにあたりエックスサーバーを利用するメリットは次の通りです。
- WordPressを簡単にインストールできる
- サイト規模に合わせて柔軟にプランを選べる
- ページ読み込み速度や表示速度を高速化できる
- サーバーダウンのリスクが極めて低い
- レンタルサーバーに必要な機能を標準搭載
- 風俗店サイトのようなアダルトサイトでの利用も可能
レンタルサーバーには、エックスサーバーを含めさまざまなサービスが存在します。その中でもエックスサーバーは、競合レンタルサーバーと比べてもメリットが多い点が特徴です。
それぞれのメリットについて以下で詳しくご紹介します。
WordPressを簡単にインストールできる
エックスサーバーでは、シェアナンバーワンのCMS(コンテンツ管理システム)であるWordPressを簡単にインストールできます。エックスサーバーには「WordPress簡単インストール」という機能が搭載されているからです。
通常、サーバーにWordPressを導入するにはFTPでのファイルのアップロードやデータベースの設定などの知識が求められます。IT系の知識がない人には難しく、導入のハードルが高い点が課題でした。
しかし、エックスサーバーなら手間をかけずに設定を行えます。ドメインやサイトURL、パスワードなどを設定するだけで完了するため、気軽にホームページを開設できることがメリットです。
サイト規模に合わせて柔軟にプランを選べる
エックスサーバーは、サイトの規模に合わせて柔軟にプランを選択できる点もメリットです。規模の小さいホームページなら予算を抑えられますし、コンテンツの数が多い場合はディスク容量の大きいプランを選ぶこともできます。
以下の通り、エックスサーバーのプランは「X10」「X20」「X30」の3種類に分かれています。
X10プラン | X20プラン | X30プラン | |
---|---|---|---|
契約期間 | ・3ヶ月 ・6ヶ月 ・12ヶ月 ・24ヶ月 ・36ヶ月 | ・3ヶ月 ・6ヶ月 ・12ヶ月 ・24ヶ月 ・36ヶ月 | ・3ヶ月 ・6ヶ月 ・12ヶ月 ・24ヶ月 ・36ヶ月 |
月額料金 | ・3ヶ月:1,200円 ・6ヶ月:1,100円 ・12ヶ月:1,000円 ・24ヶ月:950円 ・36ヶ月:900円 | ・3ヶ月:2,400円 ・6ヶ月:2,200円 ・12ヶ月: 2,000円 ・24ヶ月:1,900円 ・36ヶ月:1,800円 | ・3ヶ月:4,800円 ・6ヶ月:4,400円 ・12ヶ月:4,000円 ・24ヶ月:3,800円 ・36ヶ月:3,600円 |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
転送容量上限 | 600GB/日 | 800GB/日 | 1,000GB/日 |
1年無料ドメイン | 〇 | 〇 | 〇 |
永久無料ドメイン | × | 〇 | 〇 |
各プランの違いは、ディスク容量(コンテンツの収納容量)と永久無料ドメインが使えるか否かです。その中でも、ホームページ開設当初から大量アクセスが見込まれる場合以外は、もっともコストが少なくて済む「X10プラン」をおすすめします。
X10プランでは永久無料ドメインは使えませんが、「.online」や「.store」といったドメインなら1年間無料で使えます(「.com」や「.net」などは料金が発生)。また、約2,000記事を格納できる300GBのディスク容量に加え、月間約100万PVにも耐えられる600GB/日の転送容量も備えているため、ホームページのコンテンツ数やアクセス数が少ない人には最適です。
ページ読み込み速度や表示速度を高速化できる
ホームページを運営する際の重要な基準が、ページ読み込み速度や表示速度です。ページ読み込み速度や表示速度が遅いホームページはユーザビリティが低く、多数のサイト離反者を招いてしまうリスクを抱えます。
エックスサーバーは、数あるレンタルサーバーの中でも高い安定性を誇ります。サーバーに「NVMe」という高速インターフェースに加え、大量の同時アクセスを処理できるソフトウェア「nginx」を採用しており、従来のサーバーに比べて14倍ものページ読み込み速度を実現しました。
他社レンタルサーバーとの速度比較は以下の通りです。
エックスサーバー | mixhost | ロリポップ | ConoHa | さくらレンタルサーバー | |
---|---|---|---|---|---|
プラン | X10 | スタンダード | スタンダード | ベーシック | スタンダード |
月額料金 | ・3ヶ月:1,200円 ・6ヶ月:1,100円 ・12ヶ月:1,000円 ・24ヶ月:950円 ・36ヶ月:900円 | ・3ヶ月:1,380円 ・6ヶ月:1,180円 ・12ヶ月:980円 ・24ヶ月:930円 ・36ヶ月:880円 | ・1ヶ月:660円 ・3ヶ月:660円 ・6ヶ月:550円 ・12ヶ月:550円 ・24ヶ月:550円 ・36ヶ月:550円 | ・3ヶ月:1,100円 ・6ヶ月:1,000円 ・12ヶ月:855円 ・24ヶ月:807円 ・36ヶ月:760円 | 524円 |
ホストサーバーのソフトウェア | nginx | LiteSpeed | Apache2.4系 | Apache + nginx | nginx |
転送容量上限 | 600GB/日 | 600GB/日 | 200GB/日 | 600GB/日 | 160GB/日 |
ディスク容量 | 300GB | 250GB | 150GB | 300GB | 100GB |
ホストサーバーCPU | 48コア | Xeon 36コア 72スレッド | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
ホストサーバーメモリ | 512GB | 256GB | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
ページ読み込み速度や表示速度を判断する指標としては、「ホストサーバーが安定して高速処理できる性能を持っているか」ということです。
その点、エックスサーバーは他社に比べて次のような特徴を持ちます。
- ソフトウェアに、従来の「Apache」より高速処理を実現する「nginx」を採用
- サーバーの安定性を示す転送容量の上限が高い
- CPUやメモリの性能が高い(コア数とメモリの数値が高いほど高性能)
上記の理由から、エックスサーバーの処理速度は非常に高いといえます。処理速度の高さはページ読み込み速度や表示速度に大きくかかわるため、エックスサーバーはホームページの利便性を高めたい人におすすめです。


サーバーダウンのリスクが極めて低い
エックスサーバーのサーバー稼働率は99.99%です。稼働率が高いほどサーバーダウンのリスクが少ないため、サイト運営者にとっては安心してホームページを運営できます。サーバー稼働率が99.99%を下回った場合、利用料金を一部返金する「品質保証制度(SLA)」を実施している点も特徴です。
とはいえ、大手レンタルサーバーのほとんどは、サーバー稼働率99.99%やSLAといった制度に対応しています。エックスサーバーが他社と異なる点は、利用するデータセンターの情報を公開していることです。
レンタルサーバーが利用するデータセンターには、複数の事業者間を結ぶ大容量ネットワーク(バックボーンネットワーク)があります。エックスサーバーは総計139Tbpsものバックボーンを持ち、高い安定性を誇ります。数値を公開していない他社と比べると、サーバーの安定性に自信があることが伺えます。
レンタルサーバーに必要な機能を標準搭載
エックスサーバーには、快適なサイト運営に役立つ機能が標準搭載されています。主な機能は次の通りです。
- マルチドメイン・サブドメイン
- 無料独自SSL・オプション独自SSL
- WordPress運用支援(簡単設置・簡単移行・アクセス制限など)
- メール機能(アカウント無制限・メーリングリストなど)
- 運営サポート(高速化・自動バックアップ・アクセス解析など)
上記のように、WordPressで作成したホームページをサポートしてくれる機能が少なくありません。WordPressを簡単に導入できるばかりか、すぐにサイト運営に取りかかれる点がメリットです。
風俗店サイトのようなアダルトサイトでの利用も可能
風俗店サイトのようなアダルトサイトでの利用は禁止されているレンタルサーバーも存在する中で、エックスサーバーは「風俗店やアダルトグッズを取り扱うサイトの運営は可能、ポルノサイトは不可」となっています。

ですので、よほど過激な内容を掲載していなければ風俗店などのサイトでも問題なく利用することが可能です。
アダルトサイトで利用する場合は追加料金がかかるなどということなく、利用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。


エックスサーバーを利用してWordPressを始める方法
エックスサーバー経由でWordPressを利用するには、次の手順に沿って手続きを行います。
- エックスサーバーへの申し込み
- 独自ドメインの取得
- WordPressのインストール
エックスサーバーには「WordPress簡単インストール」の機能が導入されているため、初めてWordPressを導入する人でも不安になることはありません。以下でそれぞれの手順ごとに解説していきます。
ステップ(1)エックスサーバーへの申し込み
まず、「エックスサーバー公式サイト」へアクセスし、画面中央にある「お申し込みはこちら」のボタンをクリックします。

「10日間無料お試し 新規お申込み」をクリックします。

プラン選択
「プラン」から契約プランを選択しましょう。

プランを選択したら、画面下部の「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリックします。
個人情報入力
次に、個人情報を入力していきます。

氏名や住所、メールアドレス、電話番号などすべての項目に入力します。最後に「利用規約と個人情報に関する公表事項」の項目へチェックを入れ、内容に同意します。入力が完了した後は、画面下部の「次へ進む」をクリックしましょう。
本人認証
先ほど入力したメールアドレス宛に、「確認コード」が記載されたメールが届きます。
その確認コードを申し込みフォーム内へ入力してください。

「次へ進む」をクリックすると最終確認画面へ移行します。表示された内容に問題がなければ、「この内容で申込みする」をクリックします。
サーバー契約料金の支払い
「エックスサーバーアカウント」へアクセスし、サーバー契約料金を支払います。
ログイン画面では、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力しログインします。

ログイン後、画面右上の「料金支払い」ボタンをクリックします。

すると、契約したプランが表示されます。プランをクリックすると、クレジットカードやコンビニ支払いなどの決済方法が選べるため、決済画面へ進み支払いを行ってください。
ステップ(2)独自ドメインの取得
WordPressを導入するには、独自ドメインを取得する必要があります。独自ドメインを取得するには、まず「エックスサーバーアカウント」にログインします。
ドメイン検索
アカウント画面にある「ドメイン」の項目から、「ドメイン取得」をクリックしましょう。

利用できるドメインが一覧で表示されるため、画面上部の「www」の後に好きなドメイン名を入力し、「.com」や「.net」など好みのドメインを選択してください。

最後に画面下部の「ドメインを検索する」をクリックします。すでにWeb上に公開されているドメインは利用できないため、検索で「利用可能」と表示されると入力したドメインが利用できます。
ドメイン取得料金の支払い
ドメインが利用可能な場合、ドメイン取得料金を支払います。
ドメイン一覧から利用するドメインを選択し、利用規約と個人情報に関する公表事項の項目にもチェックを入れます。

画面下部にある「お申込み内容の確認とお支払いへ進む」をクリックしてください。サーバー契約料を支払ったときと同様、決済方法を選択して料金を支払うと手続きは完了です。
ドメインの初期設定
購入したドメインをWordPressに適用できるよう、初期設定を行います。
「エックスサーバーアカウント」にアクセスし、上部の「サーバーパネル」を選択します。

サーバーパネルのログイン方法は、エックスサーバーアカウントと同じです。登録したメールアドレスとパスワードを入力すればログインできます。
サーバーパネルにログインした後は、「ドメイン」の項目にある「ドメイン設定」をクリックします。

「ドメイン設定追加」のタブを選択し、購入したドメイン名を入力しましょう。

「確認画面へ進む」をクリックすると最終確認画面が表示されます。内容に問題なければ「追加する」をクリックすると設定は完了です。
ステップ(3)WordPressのインストール
いよいよWordPressを導入していきます。WordPressのインストールは、ドメインの初期設定を行ったサーバーパネル上から行います。
「サーバーパネル」へアクセス
サーバーパネルにある「WordPress」という項目から「WordPress簡単インストール」を選択してください。

必要事項の記入
ドメイン選択画面に移行するため、先ほど追加したドメインを選択します。

サイトURLやブログ名、ユーザー名などすべての項目を埋めていきます。

入力が終われば「確認画面へ進む」をクリックしてください。
インストールして設置完了
最後に最終確認画面が表示されるため、内容に問題なければ「インストールする」をクリックします。これでエックスサーバーを使ってWordPressを導入することができました。
最終確認画面にサイトURLが表示されているため、それをクリックするとWordPressのホームページへアクセスできます。しっかりと画面が表示されているか確認しておきましょう。
エックスサーバー契約時によくあるトラブルと対処法
最後に、エックスサーバー契約時によくあるトラブルと対処法をご紹介します。
契約内容の確認メールが届かない
エックスサーバーと契約が締結すると確認メールが届きます。
メールが届かない場合は、登録した際のメールアドレスが間違っている可能性があるため、「エックスサーバーのサポート」へ問い合わせを行ってみてください。
また、迷惑フォルダに振り分けられている可能性もあるため、念のため確認しておきましょう。
設定完了の通知メールが届かない
エックスサーバーでは契約後の確認メールのほか、ドメインの設定完了時などにもメールが届きます。「確認メールは届いたけど、設定完了メールが届かない」という場合、サービス審査中もしくは設定処理中のケースが多いため、しばらく時間を置いてから再確認してください。
WordPressのページが表示されない
WordPressのインストールを行ってから処理が反映されるまで、1時間ほど時間がかかることがあります。インストール後にWordPressのページが表示されない場合、しばらく時間を置いてから再度アクセスするようにしましょう。
まとめ
国内ナンバーワンのシェア率を誇るエックスサーバー。他社のレンタルサーバーに比べてホストサーバーの性能が高く、ホームページの表示・応答速度の向上やサーバーダウンのリスク抑制といったメリットがあります。
また、「WordPress簡単インストール」により、短時間で手軽にホームページを作成できる点もメリットの一つです。今回ご紹介したWordPressの導入手順を参考に、さっそくインストールしてみてはいかがでしょうか。


レンタルサーバー選びで迷っておられる方は以下の記事も参考にしてみてください。