ロリポップレンタルサーバの紹介とWordPressのインストール方法

世界中でwebコンテンツの作成と管理に用いられているWordPress。
使用に際してはWebサーバーが必須ですが、今回の記事ではGMOペパボ株式会社が提供している国内最大級(同社サイトより)のレンタルサーバー「LOLIPOP」を紹介、WordPressのインストールと設定の手順について、スクリーンショットで図解解説します。


目次
LOLIPOPの概要

WordPressを60秒で簡単設置
LOLIPOPは、WordPressでwebサイトを構築したいユーザーに対して、非常に使いやすい環境を用意しています。TOPページでは「60秒で簡単設置」とうたっていますが、あまり知識のないユーザーでも設置は本当に簡単です。
「PHP(WordPressを動かす言語)」や「MySQL(WordPressの運営で使用するデータベース)」にデフォルトで対応しており、セキュリティなどの実績も十分です。料金体系もニーズに合わせて複数用意されていますが、WordPressは「ライト」プラン以上で使用できます。
どのプランも10日間無料でお試しができるのも、初めてのユーザーにとってはうれしい特徴です。
※LOLIPOPは現在「ハイスピードプラン」を押しており、2021年7月31日の時点で初期費用が無料になっています。
ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
月額 | 220円~ | 550円~ | 550円~ | 2,200円~ |
容量 | 160GB | 200GB | 320GB | 1TB |
速度 | 高速 | 高速 | 最高速 | 最高速 |
webサーバー | Apache | Apache | LiteSpeed | LiteSpeed |
転送量 | 500GB/日 | 700GB/日 | 900GB/日 | 1.2TB/日 |
電話サポート | なし | あり | あり | あり |
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | なし※ | 3,300円 |
LOLIPOPのメリット
WordPressをインストールするサーバとしてLOLIPOPを選ぶメリットは、次のようなものです。
知識がなくても簡単に設定できる
サーバー契約に際してはじめからWordPressを使用する前提になっているため、インストールも簡単でガイドに従ってすぐに設定することができます。
PHP、MySQLに対応している
初心者だけでなく、プログラミング言語であるPHPやデータベース機能であるMySQLを用いてWordPressを使いこなしたい人にとっても、対応しているので高度な設定が可能です。
長い運用実績があり、定期的に最新鋭のサーバーを導入
LOLIPOPは利用者が多く、安定性を担保するためすべてのストレージに超高速SSDを搭載、ハイスピード以上のコースプランではwebサーバーに高負荷環境でも高い安定性を誇る第4世代サーバー「LiteSpeed」を採用しています。
※LiteSpeedや独自の開発技術で支えるモジュール版PHPで実行し、WordPressをはじめとしたプログラムではCGI版PHPに比べ大幅な速度改善が見込めます(同社サイトより)。
セキュリティ上も安心できる態勢
無料の独自SSLを導入、常時SSL化を可能にしているほか、海外IPアドレスからの特定のアクセスを制限、なりすましや乗っ取り対策がなされています。
※安心・安全への取り組み(同社サイトより)
リーズナブルな選べる料金体系(無料お試しあり)
数多いレンタルサーバサービスの中でも、低料金で充実した内容を選べる体系になっており、お試しも10日間無料で使えます。
バックアップ機能や簡単引っ越し機能などが充実
オプションでバックアップ機能が用意されており、データを専用のサーバーに自動保存できます。万が一の際にも簡単な操作で復旧が可能で、過去7回分までいつでもダウンロードが可能です。WordPressのバックアップも有効です。
また他社のサーバーで運用している既存のWordPressも「簡単引っ越し」サービスでストレスなく移行できます。
アクセスが増えても上位プランに移行が可能
利用中のプランから、より容量やサービスの充実した上位のプランに移行ができるので、サーバーの負担が大きくなっても安心です。
豊富で親切なサポートやマニュアル類がある
24時間受付の問い合わせフォームのほか、チャットや電話など各種サポートが用意されています。またマニュアルはドメインやメールの設定から、WordPressについてまで幅広く、充実しています。


LOLIPOPでWordPressを装備してみよう
では実際にサイトを構築する手順をご覧いただきましょう。
プランを選んで専用ページへログイン
プランを選んで申し込むと、登録したメールアドレス宛にログインページのURLが届きます。
※支払いや独自ドメイン設定、サポートについてもこのメールで案内されています。
ユーザー専用ページのURLをクリックして、ログインしてください。

このような画面が開きます。1.は独自ドメイン設定の項目ですので、ここは飛ばしても大丈夫です。
※独自ドメインを設定したい場合は、「ドメインを検索する」ウインドウに取得したいドメイン名を入力して検索すると、取得可能かどうか、また取得できる一覧と価格が表示されます。下記の例では「wordpresslabo.com」というドメイン名で調べてみました。結果は998円で取得可能、.tokyoや.siteなどの種類だともっと低価格で購入できることがわかります。このままカード決済して取得することができます。

ドメイン設定が終わったら、画面をスクロールして、2.の「サイトをつくる」の箇所でWordPressのインストールを行います。下に示す赤い矢印のボタンをクリックしてください。

サーバーにWordPressをインストールする
「WordPress簡単インストール」の画面が開きます。ここが「60秒で簡単設置」のスタート地点になります。

インストール先の「サイトURL」は自動生成で表示されます。利用データベースは「新規自動作成」のままでOK。

スクロールして、表示されたウインドウにそれぞれ
- サイトのタイトル
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
- プライバシーのチェック
を記入していきます。

「入力内容確認」をクリックすると確認画面が現れます。
例示ではサイトのタイトルを「分かる!WordPress研究所」とし、ユーザー名は「wordpressman」としました。
※このサイトは例示のため架空のもので、実際には存在しません。

正常にインストールが完了すると、完了画面が表示されます。これでひとまず設置ができました。ここまでで60秒以内です。
準備ができたらコンテンツ作成へ
実際のサイト作成はこれ以降でカスタマイズしていきます。管理者ページのURLリンクから、WordPressの管理画面を開いてください。

WordPressの初期管理画面が表示されます。ここでコンテンツを作成し、サイトを充実させていきます。

左上のハウスマークの箇所に、作成したサイトのタイトルが表示されています。そこをクリックすると、WordPressのサイトが開きます。

シンプルな画面に、タイトルとデフォルト表示の文字だけが表示されています。
ここからコンテンツを追加、編集して自分だけのwebサイトを充実させていきます。


バックアップとサポート体制
LOLIPOPにはバックアップ機能があるので、万が一誤って作成したWordPressサイトを消してしまったり、プラグイン装備の失敗などによる不具合が生じた場合でも復元が可能です。※有料オプション:月額330円(2021.7.27現在)
他にも24時間365日体制の問い合わせフォームやチャットでの対応、各種マニュアル類など、ユーザーをサポートする様々なコンテンツが用意されています。

WordPressの使い方に不慣れなユーザーでも困ることのないよう、ガイドページも用意されています。そのほか、WordPressに関する動画による解説も充実しているので、至れり尽くせりといった感じです。



マニュアルにはインストールについての基本的な知識から、移行、削除についてなど必要な項目が揃っています。

マニュアルにはWordPressの簡単インストール手順も詳しく書かれているので、そちらも参考にしてください。
まとめ
レンタルサーバーは数多くありますが、その中でもLOLIPOPはユーザーパフォーマンスの向上を意識し、日々進化しています。
参照:ペパボテックブログ
あまり技術的な知識がない方や、実際にサーバーを試してから本格的に運用をしたい方、とりあえず安く簡単にWordPressを始めてみたいという方には、LOLIPOPはおすすめです。
今回ご紹介した「WordPress簡単インストール」なら、開設まで本当に60秒でできてしまいます。どうぞ参考にして、あなただけのWordPressをLOLIPOPで開設してみてはいかがでしょうか。

