WordPressプラグインWeb Sub/PubSubHubbubの効果と設定方法を徹底解説
この記事をご覧になろうとしている皆さんは、「WebSub/PubSubHubbub」がどのようなプラグインなのか、ある程度はご存じのことと思います。このプラグインは、あなたが作成したWordPressの記事、コンテンツを検索エンジンにいち早くプッシュし、認識=インデックスされるスピードをアップしてくれるプラグインです。
今回はこのWordPressプラグイン「WebSub/PubSubHubbub」の効果と導入方法について解説していきます。
導入は非常に簡単ですので、ぜひご自身の管理しているサイトに導入しておきましょう。
「WebSub/PubSubHubbub」を利用するメリット
最近はコピーや似た記事を生成して、先に検索エンジンに登録させてしまう「スクレイピング」と呼ばれる手口も横行しており、区別できない検索エンジンは先に認識した方をオリジナルと判断してしまいます。
そうなってしまったら、せっかくアップしたあなたのブログの方が「コピー」とみなされて、検索対象から排除されてしまいかねません。
この「WebSub/PubSubHubbub」(ウェブサブ・パブサブハブバブと読みます)は、そうした悪意ある行為からあなたのコンテンツを守ってくれる優秀なプラグインです。導入を悩んでいる方は、簡単な設定で可能なのでぜひ装備してみましょう。
ちなみに名称の由来は、push技術を用いてデータの変更をリアルタイムに通知するプロトコルからきているようです。Web上の出版者(publishers)・購読者(subscribers)・ハブ(hubs)の三者をつなげたものと思われます。
下の絵のように、publisherたるあなたのコンテンツを一着で検索エンジンに届けてくれる、パワーブースターみたいなありがたいプラグインですね。
それでは、具体的な設定方法を解説しましょう。
手順1 プラグインを検索する
WordPressのダッシュボードにログインして、管理画面を開きます。左側のメニューに表示されている「プラグイン」にカーソルを合わせ、ポップアップから「新規追加」を選びます。
プラグインのサーチ窓に「WebSub/PubSubHubbub」と入力して検索します。上に示した参照画面では、検索結果として表示された「WebSub/PubSubHubbub」のプラグイン概略と、インストールボタンが表示されています。
上の画面中の赤丸で囲った部分をクリックすると、概説画面に飛びます。この画面を確認する必要は特にありませんが、プラグインの詳細を確認したい方は参照してみてください。表示された図を見ると、名前の由来もなんとなくわかるような気がします。
手順2 インストールして有効化
「プラグインを追加」画面でインストールボタンをクリックします。
インストールが終了したら、同じ場所に現れる「有効化」ボタンを押します。
装備中のプラグイン一覧を確認してみてください。無事有効化されていることがわかると思います。
設定はこれで完了です。特にやらなければならないことはありません。記事をアップするたびに、「WebSub/PubSubHubbub」が自動で検索エンジンに「新規記事をローンチしました」と知らせに行ってくれるわけです。
ダッシュボードの「設定」タブから、「WebSub/PubSubHubbub」の管理画面を確認することができます。ただ、やはりやるべきことは特にありません。
そのまま、デフォルト設定で大丈夫です。
導入により生じるデメリットも、現在のところないと言って良いでしょう。他のプラグインとのコンフリクト(干渉)も報告されていません。入れて安心、問題のない優秀なプラグインと言えますね。
まとめ
検索エンジンは「クローラー」と呼ばれる巡回ロボットが、新しいコンテンツを見つけて登録していきます。この登録の順番が先になるか後になるか、で検索結果に影響が生じます。もしスクレイピングによるコピー記事がこのプラグイン「WebSub/PubSubHubbub」を使っていて、あなたが未使用だったら先に登録されてしまうという事態も起こり得ます。
それに、検索クローラーがあなたのコンテンツを探しにくるまで何もせず待っている、というのももったいないことです。こちらから「新しいコンテンツがありますよ」と積極的にクローラーを呼びに行く「WebSub/PubSubHubbub」を一度装備しておけばそれでOK。
安心して、リソースを新規コンテンツの作成や充実に向けることができます。余計なことにわずらわされず、効率的にサイト運営を行うためにも、ぜひ本プラグインを有効化しておきましょう。