Google Analyticsと簡単連携!WordPressプラグイン『Site Kit by Google』の導入方法

WordPressサイトを改善していく上で、
- PV数
- インプレッション数
- クリック数
- 検索キーワード
- 流入経路
などのアクセスデータのチェックは欠かせません。
アクセスデータを確認することで、
- どのコンテンツに需要があるのか
- どのデバイスで見られているのか
- どのキーワードで検索されているか
といった情報が得られ、ウェブサイトのコンテンツをより良いものしていくことができます。
アクセスデータを確認・分析できるツールとして、よく使われるのが『Google Analytics』ですが、Google AnalyticsのデータをWordPressの管理画面で見れたら便利ですよね。
そこで今回は、Google AnalyticsとWordPressの管理画面を連携できるプラグイン『Site Kit by Google』の導入方法を解説します!
>> 『Site Kit by Google』公式サイトはこちら
目次
『Site Kit by Google』とは?

「Site Kit by Google」とは、Google公式が提供するWordPressプラグインで、Google AnalyticsのデータをWordPressの管理画面に連携させることができます。
同様のWordPressプラグインは他にもいくつかありますが、「Site Kit by Google」は一番メジャーと言っても過言ではなく、有効インストール数も100万を超えています。(2022年2月時点)
「Site Kit by Google」には、以下のようなメリットがあります。
- 公式が運営しているから安心
- 一画面でデータを見ることができて楽
- 他のGoogleツールとも連携できる
「Site Kit by Google」を使えば、いちいち公式サイトやアプリを開かなくても、WordPressの管理画面からサクッとデータを確認できて便利です。
また、Google AdSenseやGoogle Search Concosleなど、WordPressサイトを運営する上でよく使うツールのデータも、「Site Kit by Google」でまとめて確認できます。
ですので、
- Google Analyticsとの連携に特化したプラグインを使いたい
- Site Kit by Googleを入れるとエラーが発生する
- WordPressやPHPの古いバージョンを使っている
など、他のプラグインを使う特別が理由がない限り、「Site Kit by Google」を使うことをオススメします。
>> 『Site Kit by Google』公式サイトはこちら
『Site Kit by Google』の導入方法
インストール手順
WordPressの管理画面から、[プラグイン]→[新規追加]をクリックします。

右上の検索窓から「Google Site Kit」と入力し、該当プラグインを[今すぐインストール]します。

インストールが完了したら、[有効化]をクリックします。

初期設定方法
ここから、基本的な初期設定方法について解説します。
「Google Site Kit」の有効化が完了したら、[セットアップを開始]をクリックします。

[GOOGLEアカウントでログイン]をクリックします。

[Googleでログイン]をクリックします。

[ダッシュボードに移動]をクリックします。

「Google Analytics」と連携する場合は、[アナリティクス]をクリックします。

各種情報を入力し、[アナリティクスの構成]をクリックします。

[次へ]をクリックしたら、連携が完了します。

「Google Analytics」も使用されている方は、先ほどの画面から[AdSense]を選択後、[次へ]をクリックすると、連携ができます。

初期設定は、以上で完了となります。
「Google Site Kit」の基本的な使い方
WordPressの管理画面メニューから[Site Kit]をクリックすると、トラフィックデータが確認できます。

また、[Site Kit]→[ダッシュボード]から各種ツールをクリックすれば、より詳しいデータを確認することができます。

Google Search Console ↓

Google AdSense ↓

Google Analytics ↓

「Site Kit by Google」と類似プラグインとの違い
「Site Kit by Google」以外にも、機能が似ているWordPressプラグインとして、
- All in one SEO pack
- Yoast SEO
- MonsterInsights – Google Analytics Dashboard for WordPress
などがあります。
参考までに、Site Kit by Googleとの違いを解説します。
All in one SEO pack

「All in one SEO pack」は、SEO対策向けの定番プラグインで、サイトの規模や種類を問わず、多くのウェブサイトで活用されています。
主な機能としては、
- タイトルやディスクリプションの設定
- Noindexの設定
- SNS投稿の表示最適化
などです。
以下の記事でも機能と設定及び導入方法を解説していますので、よろしければぜひご覧ください。
「Site Kit by Google」は、Google関連ツールの連携に特化したプラグインで、「All in one SEO pack」は、SEO対策全般を最適化してくれるツールです。
「Site Kit by Googleのデータを分析し、その結果を元にAll in one SEO packでSEO対策をする」といった形で、どちらも合わせて導入することをオススメします。
>> 『All in one SEO pack』公式サイトはこちら
Yoast SEO

「Yoast SEO」は、「Site Kit by Google」と並んで人気の高いSEO対策プラグインです。
搭載機能は「Site Kit by Google」と非常に似ていますが、
- パンくずリストの生成
- URL構造の最適化
などの独自機能があります。
こちらのプラグインについても、All in one SEO packをまだ使っていないのであれば、「Site Kit by Google」と併用すると効果的です。
MonsterInsights – Google Analytics Dashboard for WordPress

「MonsterInsights」は、GoogleアナリティクスのデータをWordPressに管理画面に埋め込むことができるプラグインです。
「Site Kit by Google」が多くのGoogle関連サービスに対応している一方で、「MonsterInsights」は、Googleアナリティクスだけに特化しており、
- ページビュー数/セッション数
- 直帰率
- サイト滞在時間
- 利用デバイス
- リファラー
などの詳細な情報を、ダッシュボードから簡単に確認することができます。
Google AdSenseやGoogle Search Consoleを利用される方は「Site Kit by Google」、Googleアナリティクスのデータを見れれば十分という人は「MonsterInsights」を利用することをオススメします。
>> 『MonsterInsights – Google Analytics Dashboard for WordPress』公式サイトはこちら
まとめ
今回は、Google AnalyticsとWordPressを連携できるプラグイン『Site Kit by Google』の導入方法を解説しました。
「Site Kit by Google」があれば、アナリティクスのの公式サイトやアプリを使わなくても、アクセスデータをWordPressの管理画面から確認できます。
さらに、Google AnalyticsやGoogle AdSenseなどのデータもまとめて確認することができるので、ぜひサイト運営に活用してみてください。